ここ数年、メディアなどでも騒がれている”風の時代”について、解説いたします。
風の時代とは?
西洋占星術では12の星座(サイン)があり、火・地・風・水という4つのエレメント(元素)に分かれています。
【火の星座】牡羊座 ・獅子座・射手座
【水の星座】蟹座・蠍座・魚座
【土の星座】牡牛座 ・乙女座・山羊座
【風の星座】双子座・天秤座・水瓶座
風の時代に入るとは、土星、天王星、海王星、冥王星が数年のうちに土のエレメントから風のエレメントに移動することを指し、そのエレメントが時代に影響すると考えられています。このエレメントの移動は約200年周期で起こります。
2020年12月22日、約20年に1度起こる、木星と土星のコンジャンクション(合)が200年ぶりに地の星座(山羊座)から風の星座(水瓶座)で起こり、新たな時代がスタートしました。
これまでの地の時代の特徴
これまでの地の時代とはどのような時代だったのでしょうか。地のサインは五感の世界で物事を具現化させる力。
山羊座のサインの最大の特徴は権力や階級の社会構造、物質的なものを重視した時代でした。山羊座の特徴は”この世に自分の軌跡を残す””組織化され形になったもの”。
歴史的には18世紀後半の産業革命をきっかけに、大量生産、大量消費。物質的な豊かさを求めた時代・・現実社会での結果やお金や物を多く持つことに価値があると信じていた時代です。
風の時代はどんな時代になりそうなの?
水瓶座(風)の特徴は、知性、自由、個性の尊重。権威を崩し、凝り固まった概念が覆されていくエネルギー。
今までの社会的な価値観、物質的な豊かさよりも、本質的なものを求めるようになります。
お金よりも貴重な情報や人脈、心の糧(友情、信頼、愛)など、内面的なものに価値が置かれるようになり、
そして、組織よりも個人の価値観が尊重され、インターネットや情報の豊かさ、
コミュニケーションによって世界が大きく変化していく時代になりそうです。
地の時代の経済の豊かさから精神の豊かさへ、価値観の変化がもたらされます。
今後の天体の動き
今後も大きな天体の移動や緊張のアスペクトが起こるので、2026年までは激動が続くと思われます。
◆2023年3月7日課題、制限の天体土星が魚座へ、3月24日死と再生の天体、冥王星が水瓶座に移動、しばらく逆行
◆2024年1月21日冥王星が本格的に水瓶座に移動
◆2025年3月30日海王星が牡羊座、5月25日土星が牡羊座、7月7日に天王星が双子座へ→3天体の大きな移動
(2025年は特にこれまで以上の大きな出来事が起こるの可能性有)
◆2026年完全に地の時代が終焉
風の時代は始まったばかり。2026年までは影響力のある大きな天体が動くので、
今まで信じていたものがガラガラと崩れていくような、
信じられないような出来事が起こるかもしれません。
私たちは時代の大きな流れの中に、私たちは存在しています。
一人一人が外側の情報に惑わされず、自分がどう感じるか、自分がどうしていきたいのか
風の時代に乗り遅れないように、自分としっかり繋がって生きていくことが
大事になります。